イスラム国による邦人拉致殺害予告事件、新たな動画を公開、邦人の開放条件として要求していた女死刑囚の解放について、24時間の期限を設定、対応が遅れれば拘束しているヨルダン人パイロットを処刑すると警告


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【主報】 【イスラム国による邦人拉致殺害予告事件】 (2015/01/28-01:27)
 イスラム国による邦人拉致殺害予告事件、新たな動画を公開、邦人の開放条件として要求していた女死刑囚の解放について、24時間の期限を設定、対応が遅れれば拘束しているヨルダン人パイロットを処刑すると警告



 過激組織「イスラム国」に拘束されたフリージャーナリスト、後藤健二さん(47)=仙台市出身=とみられる人物の新たな画像と音声メッセージが日本時間27日夜、インターネット上に投稿された。メッセージは「残された時間は24時間」と通告。「『これが私の最後のメッセージ』と言われた」と述べている。邦人人質事件は重大局面を迎えた。

 メッセージは、後藤さんとヨルダンで収監中のイラク人の女、サジダ・リシャウィ死刑囚の「1対1の交換」を要求。交換実現に向けヨルダン政府に圧力をかけるよう日本政府に求めた。

 イスラム国が新たな期限と要求を設定し、揺さぶりを掛けてきた。菅義偉官房長官は「ヨルダン政府に協力を要請してきており、方針に変わりはない」と強調した。

 後藤さんとみられる人物は、イスラム国に拘束されているヨルダン人操縦士、ムアス・カサスベ氏らしい写真を掲げ、「パイロットに残された時間はもっと短い」と語っている。さらに「これ以上ヨルダン政府の対応が遅れれば、ヨルダン人パイロットの死の責任はヨルダン政府にある。ボールはヨルダン政府にある」と警告している。

 24日夜にも後藤さんとみられる画像が投稿されており、この際には同じく拘束されていた湯川遥菜さん(42)=千葉市出身=が殺害されたと述べていた。

 この時、イスラム国は「もはや金銭を望んではいない」と述べ、身代金2億ドル(約236億円)を求めた従来の要求を取り下げ、リシャウィ死刑囚の釈放を要求していた。

 カサスベ氏はヨルダン空軍所属。昨年12月下旬、シリア北部で操縦する戦闘機が墜落し、イスラム国に身柄を拘束された。ヨルダン当局は水面下でカサスベ氏とリシャウィ死刑囚との「捕虜交換」を模索してきたとみられている。 (時事)

時事ドットコム
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201501/2015012800015&g=int

【続報】 【イスラム国による邦人拉致殺害予告事件】 (2015/01/28-00:34)
 イスラム国前身「イラクの聖戦アルカイダ組織」幹部の死刑囚の解放、邦人の解放交渉で一時焦点に



 【アンマン時事】過激組織「イスラム国」が人質とするジャーナリスト後藤健二さんの解放交渉で、ヨルダン当局に対する新たな取引材料としてイラク人のジヤド・カルブリ死刑囚の解放が地元メディアなどで一時焦点となった。カルブリ死刑囚は、イスラム国前身組織の「イラクの聖戦アルカイダ組織」を率いた故アブムサブ・ザルカウィ容疑者の側近として知られる。

 アラブ紙などによると、カルブリ死刑囚はイラク西部アンバル州出身で、現在30代前半。国際テロ組織アルカイダの過激思想に共鳴し、ザルカウィ容疑者らと行動を共にした。

 2003年のイラク戦争後、治安が悪化したアンバル州で、イラクとヨルダンを行き来する車列を襲撃。金品を奪う一方、外国人らを見つけて誘拐、身代金を要求するなどの手口で、組織の資金集めを担った。

 06年、ヨルダン領内に入ったところを同国当局にテロ関与の疑いで逮捕され、08年に死刑判決を受けた。

時事ドットコム
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201501/2015012700894&g=pol

【続報】 【イスラム国による邦人拉致殺害予告事件】(2015/01/28-01:00)
 新たに公開された動画、前回と異なる写真の静止画、男性が英語でメッセージを読み上げ、下部にアラビア語の字幕



 過激組織「イスラム国」とみられるグループが新たに公表した画像に映った後藤健二さんとされる男性は、前回と同じくうつろな表情で、手錠をはめられ、オレンジ色の服を着せられていた。ただ、静止画像のため、詳しい健康状態などはうかがえない。

 画像のタイトルは「家族と日本政府に宛てた、後藤健二の第2のメッセージ」。約1分50秒にわたり、前回と同じく男性の声で英語で語られ、下部にアラビア語の字幕が付いている。

 前回の画像メッセージでは、共に拘束されていた湯川遥菜さんとみられる遺体の写真を掲げていたが、今回はヨルダン人パイロットの写真だった。後藤さんの解放条件となっているサジダ・リシャウィ死刑囚の釈放を強く迫り、ヨルダン政府の焦りを誘う狙いは明らかだ。

時事ドットコム
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201501/2015012800019&g=int

【続報】 【イスラム国による邦人拉致殺害予告事件】(2015/01/28-01:40)
 日本政府、イスラム国が拘束しているヨルダン人パイロットの殺害を警告したことを受け、ヨルダン政府にあらためて協力を要請



 過激組織「イスラム国」によるとみられる日本人人質事件で、後藤健二さんとヨルダンで収監中のサジダ・リシャウィ死刑囚との交換を求める新たな画像が27日夜にインターネットに投稿されたことを受け、日本政府は28日未明、後藤さんの早期解放に向けてヨルダン政府に引き続き協力を求めていく方針を決めた。画像は後藤さんについて「24時間」の期限を設けており、アンマンの現地対策本部を通じ、ヨルダン側と緊密に連携しながら「人命最優先」で慎重に対応する。

 政府関係者によると、政府は27日午後11時すぎに画像を確認。首相官邸で菅義偉官房長官が加藤勝信官房副長官らと情報収集するとともに対応を協議した。菅長官はこの後、隣接する公邸に待機する安倍晋三首相に対処方針を報告。菅長官はこの後、対処方針を現地対策本部に伝達するよう岸田文雄外相に指示した。また、政府高官は画像の信ぴょう性について「後藤さん本人に大筋間違いない」と認定、別の高官は画像について「イスラム国によるものとみられる」と語った。

 日本政府は、イスラム国側の支配下にある後藤さんとヨルダン空軍パイロットの2人と、ヨルダンが収監しているリシャウィ死刑囚を含む受刑者2人との一括交換による解決を目指し、ヨルダン側に協力を要請。菅長官は27日午後の記者会見で、ヨルダン側から「理解をいただいている」と説明していた。

 イスラム国側は24日に、後藤さん解放の条件としてリシャウィ死刑囚の釈放を要求。一方、ヨルダン政府が自国パイロットとの交換を最優先とする方針を示したことから、一括交換が浮上した。ただ、イスラム国側は後藤さんと同死刑囚の「1対1」の交換にこだわる姿勢を示しており、今後の調整は予断を許さない状況だ。

 アンマンの現地対策本部で指揮を執る中山泰秀外務副大臣は日本時間の27日未明、記者団に「ヨルダン人パイロットと後藤さんの2人が無事にそれぞれの国に笑顔で戻れる日をつくり出すため、力を合わせていけたらいい」と語った。

 首相も同日午後の衆院本会議で、「極めて厳しい状況だが、関係各国と一層緊密に連携しつつ、人質の早期解放に向けて全力を尽くしていく」と強調した。

時事ドットコム
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201501/2015012800002&g=soc

【続報】 【イスラム国による邦人拉致殺害予告事件】(2015/01/28-06:35)
 ヨルダン人パイロットへの言及、中東地域安定の要であるヨルダンを揺さぶる意図、日本との関係を複雑化させる思惑も



 【アンマン時事】過激組織「イスラム国」とみられるグループが新たに出したメッセージの主眼は、ヨルダン政府への揺さぶりに置かれている。国際社会で「地域安定の要」と見られているヨルダンを、イスラム国が目の敵にしている事情が背景にあるようだ。

 メッセージは、人質に取ったジャーナリスト後藤健二さんとヨルダン人パイロットのムアス・カサスベ氏の24時間以内の殺害を警告した上で「ボールはヨルダン政府にある」と主張。日本人の生命が、ヨルダンの死刑囚釈放の判断に左右される状況をつくり、両国関係を複雑化させようとしているのは明白だ。

 さらに、あくまで後藤さんと死刑囚の「1対1の交換」を条件としている。仮にヨルダン政府が応じたところで、カサスベ氏が解放される保証は全くない。そこには、ヨルダン政府が「外国人を優先させた」構図をつくり出し、国民の不満をあおろうとする意図が見え隠れする。

 ヨルダンはこれまで、政情不安や紛争が続くシリア、イラク、イスラエル、パレスチナに囲まれる中、政治的な安定を保ってきた。そのため、欧米諸国やイスラエルは、ヨルダンの安定をとりわけ重視しており、地域制圧をもくろんできたイスラム国にとって目の敵といえる存在だ。

 地元アナリストのマルワン・シェハダ氏は「イスラム国は、ヨルダンをただ困惑させようとしている」と指摘。カサスベ氏の身柄引き渡しについては、死刑囚釈放よりさらに困難な条件を突き付けてくる恐れがあり、ヨルダン政府の苦境は続くと見通しを示した。

時事ドットコム
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201501/2015012800095&g=pol

【続報】 【イスラム国による邦人拉致殺害予告事件】(2015/01/28-06:50)
 イスラム国、トルコの仲介を拒否、空爆を続ける有志連合に加わるヨルダンには譲歩の姿勢を示さず



 【ガジアンテプ(トルコ)時事】トルコは過激組織「イスラム国」に対して影響力を持つとされる。日本政府も後藤健二さん解放に向けた協力を期待するが、仲介は難しいもようだ。「イスラム国があくまで『相手はヨルダン』との考えを譲らない」(関係者)ためだ。

 トルコ政府の対外政策に詳しい専門家によると、イスラム国に拘束されたヨルダン軍パイロットとヨルダンで収監中のイラク人女死刑囚の交換の可能性が以前浮上した際、トルコ政府は仲介の意思をイスラム国に伝達している。しかし、イスラム国はトルコが提示した「好条件」に興味を示さず断ったという。

 同専門家は「イスラム国は、空爆を続ける有志連合に加わるヨルダンには譲歩する気がないようだ」と指摘。対ヨルダンでトルコを交えた駆け引きは選択肢にないとみられる。

 トルコ政府は2014年、イラクでイスラム国に拘束された自国の外交官ら49人を生還させている。関係者によると、トルコ政府はイスラム国とのパイプを持ち、情報機関高官が水面下でイスラム国側と直接交渉を行ったという。

 関係者の話では、トルコ政府は中東地域での影響力を保つため、イスラム国の中枢との関係構築に努めてきた。トルコは親日国でもあり、日本への助力を試みたい面もあるが、邦人人質事件ではイスラム国人脈を生かせていないのが実情だ。

時事ドットコム
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201501/2015012800099&g=int

【続報】 【イスラム国による邦人拉致殺害予告事件】(2015/01/28-08:56)
 ヨルダン首都アンマン、政府にパイロット解放に向けた決断を迫り、家族ら数百人がデモ



 【アンマン時事】過激組織「イスラム国」によるとみられる日本人人質事件で、犯人側が後藤健二さんと共に殺害を警告したヨルダン軍パイロット、ムアス・カサスベ氏の家族ら数百人が27日夜、首都アンマンで抗議行動を繰り広げ、ヨルダン政府にパイロット解放に向けた決断を迫った。

 犯人グループは、後藤さんとヨルダンで収監中のサジダ・リシャウィ死刑囚との「交換」を要求。死刑囚を釈放しなければ、後藤さんとカサスベ氏を殺害すると主張している。

 ヨルダン政府は27日夜の時点で、犯人側の主張の信ぴょう性を検証しているもようで、対応について沈黙を守っている。現地紙ヨルダン・タイムズによると、エンスール首相も記者団に、新画像のメッセージではパイロットを解放するかどうか明確でないと述べるにとどまった。

 首相府近くに集まった人々は、イスラム国に拘束されているカサスベ氏の写真を掲げながら、「われわれの魂と血をムアスにささげる」「(殺害警告の期限まで)24時間しかないのに、閣僚は家で寝ている」などと叫んだ。カサスベ氏の父親は、地元テレビの取材に「息子はリシャウィ死刑囚よりも価値がある。なぜ政府は彼女を釈放しないのか」と訴えた。

時事ドットコム
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201501/2015012800181&g=soc

【続報】 【イスラム国による邦人拉致殺害予告事件】(2015/01/28-10:21)
 ヨルダン情勢、中東で安定維持も経済は外国からの援助に依存、国王の権力は絶大



 過激組織「イスラム国」との後藤健二さん解放交渉でカギを握るヨルダンは、中東屈指の親日国として知られる。巧みな全方位外交で、動乱が多発する中東で安定を維持してきた。

 ◇援助依存も
 ヨルダンは7世紀からイスラム諸王朝の支配を受け、16世紀からオスマン帝国の支配下に。1919年に英委任統治領となり、第2次大戦後の46年に王国として独立した。立憲君主制で、元首のアブドラ国王が最高権力者だ。

 面積は約8.9万平方キロで、日本の約4分の1。人口は約645万人だが、シリア内戦を受けて60万人を超す難民が流入した。パレスチナ紛争に伴うパレスチナ難民やその子孫が、人口の7割以上を占める。国民の93%がイスラム教徒。

 穏健国家として全方位外交を展開し、欧米諸国と良好な関係を構築。エジプトに次いで94年に隣国イスラエルと平和条約に署名し、外交関係を樹立した。「これを機に米国からの支援が急拡大して国力を増した」(経済関係者)といわれる。

 産油国が多い中東でヨルダンは資源に恵まれず、輸出が79.3億ドル、輸入が194.4億ドルの輸入超過。輸出は衣料品やリン鉱石などで、輸入は原油や自動車など。失業率は10%を超え、都市と地方の所得格差も大きい。外国からの援助に依存する経済構造からの脱却が課題だ。

 ◇国王の権力絶大
 アブドラ国王は親日家で、即位前を含め計11回も来日。安倍晋三首相も今月17、18両日にヨルダンを訪問した。援助関係者によれば、日本は近年、米国とドイツに次ぐ第3位の支援国で、国際協力機構(JICA)が上水道整備などに協力している。2003年5月にアンマンの国際空港で、イラク戦争を取材した毎日新聞写真部記者(当時)がクラスター爆弾の子爆弾を持ち帰り、荷物検査場で爆発して警備担当者ら6人を死傷させた。記者は実刑判決を受けたが、アブドラ国王の特赦で釈放された。

 外交関係者は「国王がイエスと言えば、全てイエスになる」と話す。今回の人質事件でも、国王の意向が「捕虜交換」の行方を左右する。

 ◇ザルカウィ容疑者出身国
 一方、ヨルダンはイスラム国の前身組織「イラクの聖戦アルカイダ組織」を率いた故ザルカウィ容疑者の出身国。イスラム原理主義思想に傾斜した人物も多く、イスラム国に加わっている者は2000~2500人に上るとされる。イラク戦争後の05年11月にはアンマンのホテルで、イスラム国が釈放を要求するリシャウィ死刑囚ら国際テロ組織アルカイダ系による連続テロが起きた。

 ヨルダンは強力な情報機関を持ち、テロ対策を強化。最近は目立ったテロ事件が起きていない。イスラエルの情報機関とも協力関係にあるといわれ、イスラム国など過激派に関する情報の量や質は中東屈指とされる。あるヨルダン在留邦人は「何らかの形で監視されている」と話す。一般のヨルダン人も王室絡みの醜聞や政治的な話題を避ける傾向がある。

 昨年6月には、イスラム国の前身組織関係者がヨルダンをイスラム国の一部に組み込むと表明。ヨルダンはイスラム国を重大な脅威と認識し、昨年9月以降は有志連合の一員としてシリアで空爆を続けている。(時事)

時事ドットコム
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201501/2015012800277&g=pol

【続報】 【イスラム国による邦人拉致殺害予告事件】(2015/01/28-14:49)
 イスラム国、ヨルダンの不安定化を画策、版図拡大の次の標的か



 人質に取る後藤健二さんを通じて「最後のメッセージ」を出させた過激組織「イスラム国」が、親米国家ヨルダンの不安定化を狙う姿勢を鮮明にしてきた。内戦で「権力の空白」が生じたシリア北東部とイラク北西部で国家樹立を宣言したイスラム国が版図拡大を狙うとしたら、次の標的はヨルダンになるとの見方が有力だ。

 イスラム国は、後藤さんとヨルダンが収監するイラク人テロリストの女死刑囚との「1対1の捕虜交換」を迫ることで、イスラム国が人質に取るヨルダン人操縦士を見捨てたとの印象をヨルダン国民に抱かせ、くすぶる王家支配への不満を拡大させる思惑があるようだ。

 ヨルダンは治安機関の力が強く、テロ対策が徹底されているほか、国内の不穏分子の監視も行き届いているとされる。ただ、2011年の民主化要求運動「アラブの春」を受け、散発的にデモが繰り広げられた経緯があり、南部マアンでは昨年、イスラム国支持者による小規模なデモが起きたと伝えられる。

 イスラム国を含めたイスラム過激派が描く版図は、アンダルシア(スペイン南部)から中国の一部である東トルキスタンといわれる。過激派にとってはかつてのイスラム地域にある「腐敗した政権」が聖戦(ジハード)の対象になる。特にイスラム国は、ヨルダンなどの誕生につながった英仏、ロシアが第1次大戦中の1916年に結んだオスマン帝国分割を約束した秘密協定、サイクス・ピコ協定を受けて誕生した主権国家の破壊をもくろんでいる。

時事ドットコム
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201501/2015012800569&g=int

【続報】 【イスラム国による邦人拉致殺害予告事件】(2015/01/28-17:06)
 参議院本会議、「日本を元気にする会」の松田公太代表、中東への2億ドル支援を表明した安倍首相の演説について、英訳された結果ニュアンスが変わったことでイスラム国を過剰に刺激し、日本人人質事件を誘発した可能性があると主張



 「日本を元気にする会」の松田公太代表は28日の参院本会議で、中東への2億ドル支援を表明した安倍晋三首相のエジプト・カイロでの演説について、英訳された結果ニュアンスが変わり、過激組織「イスラム国」による日本人人質事件を誘発した可能性があると主張した。これに対し、首相は「英文は和文に忠実な形で訳されており、指摘は当たらない」と否定した。

 松田氏が取り上げたのは、首相が中東歴訪中の17日に行った演説のうち、「地道な人材開発、インフラ整備を含め、ISIL(イスラム国)と戦う周辺各国に総額で2億ドル程度、支援をお約束する」と述べた部分。

 松田氏は、公表された英文は構成と順序が変えられ、「ISILと戦っている国が戦闘要員、戦闘の基盤を構築するために、2億ドルを支援する」と読めると指摘。「日本が本格的に戦争に加担することになったと捉えることができ、(犯行の)口実を与えてしまった可能性がある」と語った。

時事ドットコム
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201501/2015012800742&g=eco

【続報】 【イスラム国による邦人拉致殺害予告事件】(2015/01/29-01:11)
 ヨルダン国営テレビ、イスラム国に拘束されているパイロットを解放するため、女死刑囚の釈放する用意があると伝える、一方で邦人については言及せず



 【アンマン時事】ヨルダン国営テレビは28日、モマニ・メディア担当相の話として、ヨルダン当局が過激組織「イスラム国」に拘束されたパイロットを解放するため、イラク人女死刑囚を釈放する用意があると伝えた。後藤健二さん(47)には触れておらず、後藤さんの解放につながるかは不透明だ。

 ヨルダン政府は、イラク人のサジダ・リシャウィ死刑囚釈放の条件として、ヨルダン空軍パイロットのムアス・カサスベ氏に危害を加えずに解放するようイスラム国に求めている。ヨルダンのジュデ外相は、「イスラム国」にカサスベ氏が生存している証拠を求めたが、まだ確証を得ていないと述べた。

 ただ、イスラム国とみられるグループは27日の声明で、リシャウィ死刑囚と後藤さんの交換を要求している。ヨルダン側の条件に応じるかは不明確だ。

時事ドットコム
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201501/2015012800963&g=pol

【続報】 【イスラム国による邦人拉致殺害予告事件】(2015/01/29-01:14)
 ヨルダン政府、イスラム国に対し拘束されているヨルダン人パイロットが生存している証拠を求めるも確証を得られず



 【アンマンAFP=時事】ヨルダンのジュデ外相は28日、自身のツイッターで、過激組織「イスラム国」に対してヨルダン人パイロットが今も生存している証拠を求めたが、確証を得ていないことを明らかにした。

 ジュデ外相はこれに先立ち、パイロットの解放と引き換えに釈放の用意があるとヨルダン政府が表明したサジダ・リシャウィ死刑囚について、既に釈放されたとの情報についてもツイッターで否定した。

時事ドットコム
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201501/2015012900015&g=soc

【続報】 【イスラム国による邦人拉致殺害予告事件】(2015/01/29-06:50)
 女死刑囚の解放期限とされた24時間が経過、イスラム国からの声明は出されず



 【アンマン時事】過激組織「イスラム国」とみられるグループが後藤健二さん(47)の解放条件として、イラク人女死刑囚の釈放を求めて期限とした「24時間」が28日夜に経過した後、イスラム国側から声明は出されていない。日本政府は29日、ヨルダン政府への協力要請や情報収集を続けたが、事態は切迫の度合いを強めており、政府関係者らは焦りの色合いを強めている。

 ヨルダン国営テレビは28日、イスラム国に拘束されたヨルダン空軍パイロットのムアス・カサスベ氏を解放するため、当局がイラク人のサジダ・リシャウィ死刑囚を釈放する用意があると伝えた。その後、ジュデ外相はツイッターで、証拠を求めたイスラム国側からパイロット生存の情報が得られていないと述べた。

 一部で死刑囚が釈放されたとの情報も流れたが、モマニ・メディア担当相は「彼女(死刑囚)が釈放されたというのは事実でない。彼女の釈放はパイロットの解放と結びついている」と語った。

 イスラム国とみられるグループは27日の声明で、死刑囚と後藤さんの交換を要求した。これに対し、ヨルダン政府は死刑囚とパイロットを交換する意向を示してイスラム国側の要求を直接的に受け入れる構えを見せておらず、「捕虜交換」交渉は難航している可能性もある。

 一方、ジュデ外相は米CNNに対し、後藤さんの解放は捕虜交換の一部として行われる可能性があるが、パイロットの解放が優先課題との認識を示した。

 後藤さんとみられる人物の音声メッセージ付き画像がインターネット上に公開されたのは27日夜。メッセージは最後通告だとし、死刑囚の釈放を要求。期限は24時間以内だとして、応じなければ、パイロット、後藤さんの順に殺害すると警告した。

時事ドットコム
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201501/2015012900069&g=soc

【続報】 【イスラム国による邦人拉致殺害予告事件】(2015/01/29-09:28)
 ヨルダン首都アンマン、イスラム国に拘束されたヨルダン空軍パイロットの解放を求め連日のデモ



 【アンマン時事】ヨルダンの首都アンマンで26日以降、過激組織「イスラム国」に拘束されたヨルダン空軍パイロット、ムアス・カサスベ氏の解放を求めるデモが連日行われている。しかし、イスラム国は現時点では後藤健二さんの解放交渉を優先し、カサスベ氏に関する折衝を拒否。進展が見いだせない中、世論のいらだちも高まっている。

 ヨルダン政府は28日、国営メディアを通じて事実上の声明を出し、カサスベ氏を危害を加えずに解放すれば、イスラム国にとってシンボル的な存在であるイラク人のサジダ・リシャウィ死刑囚を釈放する用意があると表明した。一方、イスラム国がリシャウィ死刑囚との「1対1の交換」を要求する後藤健二さんへの言及はなかった。

 しかし、実際はイスラム国のかたくなな姿勢や日本政府の要請を踏まえ「まずは後藤健二さんとリシャウィ死刑囚を交換する。カサスベ氏については安否確認や命の保証にとどめることもやむを得ず、今後の交渉につなげる」(地元識者)という線で、水面下の交渉が進んでいるとされる。自国民の解放を優先すべきだとの世論が強い中、声明ではあえて後藤さんに触れなかった形だ。

 ジャーナリストのアドナン・バリア氏は、後藤さんの解放問題と複雑に絡み合う中、「ヨルダン社会全体でカサスベ氏の解放を求める声が高まっており、成否に政府の信用が懸かっている」と指摘。対イスラム国交渉をリードして威信を高めることができなければ、最近の経済悪化や物価上昇に対する不満の高まりもあり、市民の反発が拡大しかねないとの認識を示した。

時事ドットコム
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201501/2015012900179&g=soc

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