ノーベル物理学賞、東京大宇宙線研究所の梶田隆章所長、カナダのクイーンズ大のアーサー・マクドナルド名誉教授が授与、日本人がノーベル物理学賞を受賞するのは2年連続







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【2015/12/15最新】 【主報】 (2015/10/06-23:43)
 ノーベル物理学賞、東京大宇宙線研究所の梶田隆章所長、カナダのクイーンズ大のアーサー・マクドナルド名誉教授が授与、日本人がノーベル物理学賞を受賞するのは2年連続



 スウェーデン王立科学アカデミーは6日、2015年のノーベル物理学賞を、素粒子「ニュートリノ」に質量があることを初めて確認した梶田隆章・東京大宇宙線研究所長(56)と、カナダ・クイーンズ大のアーサー・マクドナルド名誉教授(72)の2人に授与すると発表した。

 日本人のノーベル賞は5日に医学生理学賞の受賞が決まった大村智・北里大特別栄誉教授(80)に続き24人目。物理学賞は、青色発光ダイオード(LED)の開発で赤崎勇名城大教授(86)ら3人が受賞した昨年に続き、2年連続となった。

 梶田氏は東京大で記者会見し、「非常に光栄で、まだ頭が真っ白な状態。すぐ役立つものでない純粋科学にスポットを当てていただき、非常にうれしい」と述べた。

 物質を構成する素粒子の一つニュートリノは、1930年代に存在が予言され、50年代に原子炉を使った実験で初めて検出された。だが、その後の実験でも質量が確認できず、質量はゼロと考えられてきた。

 梶田氏は98年、岐阜県飛騨市の素粒子観測装置「スーパーカミオカンデ」で、宇宙線が地球の大気と衝突してできた大気ニュートリノの観測から、ニュートリノがごくわずかな質量を持つ証拠となる「ニュートリノ振動」という現象を初めて捉えた。

 カナダの研究チームを率いたマクドナルド氏は01年、太陽から飛来するニュートリノを観測し、同様にニュートリノ振動を確認した。

 スーパーカミオカンデの前身の「カミオカンデ」では87年、小柴昌俊東大特別栄誉教授(89)が超新星爆発で飛来したニュートリノを検出し、02年のノーベル物理学賞を受賞している。

 梶田氏と戸塚洋二・元高エネルギー加速器研究機構長(故人)は小柴氏の下で研究に従事。小柴氏の研究を受け継ぎ、ニュートリノの解明を進めた。

 授賞式は12月10日にストックホルムで行われる。賞金800万スウェーデンクローナ(約1億1500万円)は、梶田氏とマクドナルド氏で半分ずつ分ける。

時事ドットコム(引用元)
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201510/2015100600818&g=soc

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