フランス南東部リヨン近郊のガス工場で大きな爆発、工場近くには頭部が切断された遺体、襲撃犯1人を拘束、イスラム過激派によるテロとみて捜査




















【主報】 (2015/06/27-00:06)
 フランス南東部リヨン近郊のガス工場で大きな爆発、工場近くには頭部が切断された遺体、襲撃犯1人を拘束、イスラム過激派によるテロとみて捜査



 【パリ時事】フランス南東部リヨン近郊のガス工場が26日午前(日本時間同午後)、車に乗った数人のグループに襲撃され、敷地内で大きな爆発が起きた。襲撃犯の1人とみられる男が拘束された。男は犯行時、イスラム過激派の旗を持っていたと伝えられており、政府はテロ事件と断定。捜査当局が犯行の背景や動機について詳しく調べている。ほかに犯行に関わった複数の人物が拘束されたとの報道もある。

 事件が起きたのはリヨンから約30キロの町サンカンタンファラビエのガス工場。AFP通信によると、工場近くで頭部が切断された1人の遺体が見つかり、頭部にはアラビア語で書かれたメモのようなものが残されていた。地元メディアは、拘束された男が過激派組織「イスラム国」による犯行を主張していたとの目撃証言を伝えているが、詳細は不明。捜査関係筋はAFPに対し、遺体は男の上司だったと述べた。

 現場入りしたカズヌーブ内相によると、拘束された男は2006年、過激思想に感化された要注意人物として、当局が動向を警戒していた。ただ、これまでテロ関連活動に関与するなどの犯罪歴はなかったという。

 政府は、事件が起きた地域にある重要施設でのテロ警戒レベルを最高水準に引き上げた。オランド大統領は、欧州連合(EU)首脳会議が開かれているブリュッセルから急きょ帰国し、関係閣僚会議を招集。バルス首相は「イスラム過激派のテロがまたフランスを襲った」と犯行を強く非難した。

時事ドットコム
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201506/2015062600856&g=

【続報】 (2015/06/27-11:55)
 共犯者がいたことを示すものはなく、単独での犯行か



 【パリ時事】フランス南東部リヨン近郊のガス工場を狙った26日のテロ事件で、捜査当局は殺人などの容疑で拘束した配達運転手ヤシン・サルヒ容疑者(35)を取り調べ、背後関係の究明を進めている。AFP通信によると、捜査関係者は現時点で共犯者がいたことを示すものはないと話し、容疑者が単独で犯行に及んだ可能性を示唆した。

 捜査関係者によれば、サルヒ容疑者は午前9時28分に車で工場に乗り付け、その数分後に大きな爆発が発生した。消防隊員らが駆け付けたところ、容疑者は液体酸素やアセトンのボンベを収めた倉庫に入り込んでいた。容疑者は工場の警備員と顔見知りだったため、怪しまれず敷地に入ることができたとみられる。

 現場では容疑者の上司(54)が遺体で見つかっている。遺体は車のそばにナイフと共に横たえられ、切り落とされた頭部の近くにはイスラム教に関係する旗が置かれていた。

 同僚の一人は容疑者について、ラジオ・テレビ・ルクセンブルク(RTL)に対し「過激派組織『イスラム国』についてどう思うかと尋ねてきたことがあった」と振り返った。カズヌーブ内相によれば、容疑者は過去にイスラム過激思想に感化された要注意人物として、当局が一時監視対象としていた。取り調べでは、容疑者がイスラム過激派とつながりがあったかも焦点になる。

 AFP通信によると、捜査当局はサルヒ容疑者の妻と姉妹のほか、男1人の身柄も拘束した。男はテロ関連の疑いが掛けられているが、工場襲撃にどう関与したかなどは明らかにされていない。

時事ドットコム
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201506/2015062700063&g=int

【続報】 (2015/06/27-14:58)
 英国、イタリア、スペインなどの隣国、相次いでテロ警戒レベルを引き上げ



 【パリ時事】フランス南東部サンカンタンファラビエのガス工場襲撃から一夜明けた27日、仏当局は捜査を本格化させている。欧州連合(EU)首脳会議が開かれていたブリュッセルから急きょ帰国したオランド大統領は「大爆発を引き起こそうとしていたのは間違いない。これはテロ攻撃だ」と断言、現場で逮捕された配達運転手の容疑者(35)の動機解明が当面の焦点だ。

 事件を受け英国やイタリア、スペインといった隣国は相次いでテロ警戒レベルを引き上げた。キャメロン英首相は26日、襲撃を「ゆがんだ思想」の産物だと強く批判した。

時事ドットコム
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201506/2015062700177&g=int

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