安倍首相、米議会上下両院合同会議で演説、安全保障法制に関し、今夏までに関連法案を成立させる方針を明言、交渉中の環太平洋連携協定(TPP)について早期妥結の必要性を訴え




























































































































































【主報】 (2015/04/30-01:38)
 安倍首相、米議会上下両院合同会議で演説、安全保障法制に関し、今夏までに関連法案を成立させる方針を明言、交渉中の環太平洋連携協定(TPP)について早期妥結の必要性を訴え



 【ワシントン時事】安倍晋三首相は29日午前(日本時間30日未明)、米議会上下両院合同会議で演説し、歴史認識について「戦後の日本は、先の大戦に対する痛切な反省を胸に、歩みを刻んだ」と表明した。一方、集団的自衛権の行使を限定的に容認する安全保障法制に関し、今夏までに関連法案を成立させる方針を明言した。

 首相は先の大戦について「自らの行いが、アジア諸国民に苦しみを与えた事実から目を背けてはならない。思いは歴代首相と全く変わらない」と強調。米国の戦死者に対しても「日本国と、日本国民を代表し、深い一礼と、とこしえの哀悼をささげる」と述べた。

 首相は、中国や韓国をはじめ諸外国が評価する村山富市首相談話にある「心からのおわび」など謝罪の言葉には言及しなかった。首相は22日にインドネシア・ジャカルタで行った演説でも、「おわび」に触れなかった。

 安保関連法案については「戦後、初めての大改革だ。そのために必要な法案の成立を、この夏までに必ず実現する」と表明。自衛隊の海外活動が広がるのを念頭に、「国際協調主義に基づく、積極的平和主義」を日本の旗印にする考えを示した。

 日米関係では、戦後の同盟構築に触れ、「この道が、日本を成長させ、繁栄させた。そして今もこの道しかない」と述べ、同盟強化に取り組む決意を強調。日米同盟を「希望の同盟」と称し、ともに世界に貢献していくことを呼び掛けた。

 交渉中の環太平洋連携協定(TPP)について「単なる経済的利益を超えた、長期的な安全保障上の大きな意義がある」と早期妥結の必要性を訴えた。

 首相は、米国によるアジア重視のリバランス(再均衡)政策に対する支持を重ねて表明。海洋進出を活発化させる中国を念頭に、「太平洋から、インド洋にかけての広い海を、自由で、法の支配が貫徹する平和の海にしなければならない」と述べた。

 首相は演説を英語で行った。日本の首相の米議会演説は、1961年の池田勇人首相(当時)以来54年ぶりで、両院合同会議では初めて。

時事ドットコム
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201504/2015043000016&g=eco

【前報】 (2015/04/26-17:47)
 安倍首相が米国へ出発、日本の首相の米国公式訪問は小泉純一郎首相以来9年ぶり



 安倍晋三首相は26日午後、オバマ米大統領との日米首脳会談などに臨むため、羽田発の政府専用機で米国のボストンに向けて出発した。首脳会談や米議会での演説を通じて日米同盟のさらなる強化を確認。日米が連携して国際社会の平和と安定に取り組む姿勢を訴える。

 首相は出発に先立ち、「戦後70年の節目の年の訪米となり、歴史的な意義を有する」との認識を表明。首脳会談について「米国の(アジア重視の)リバランス政策と、日本の積極的平和主義で、平和で安定した世界にしていくことを確認したい」と強調した。

 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設問題に関しては、「日米の信頼関係の上に、沖縄の基地負担の軽減を進めていくことも確認したい」と述べた。羽田空港で記者団の質問に答えた。

 日本の首相の米国公式訪問は小泉純一郎首相(当時)以来9年ぶり。首脳会談は28日午前(日本時間同日深夜)、ワシントンのホワイトハウスで開催される。両首脳は会談後、共同記者会見に臨み、民主主義など共通の価値観を共有する強固な同盟関係をアピールする。29日には、日本の首相としては初めて、米議会上下両院合同会議で演説する予定だ。

 首相はボストン、ワシントン訪問後、西海岸へ移動し、サンフランシスコ、ロサンゼルスも訪れる。訪米には昭恵夫人も同行し、5月3日に帰国する。

時事ドットコム
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201504/2015042600087&g=pol

【前報】 (2015/04/27-09:22)
 安倍首相が米国に到着、ケリー国務長官との夕食会に出席



 【ボストン時事】安倍晋三首相は26日午後(日本時間27日朝)、米ボストンのローガン空港に政府専用機で到着した。ケリー米国務長官が市内の私邸で主催する夕食会に出席し、日米関係の強化などについて意見を交換。昭恵夫人や岸田文雄外相も同席した。

 米国滞在中、首相は28日にワシントンでオバマ大統領との首脳会談に臨むほか、29日に米議会上下両院合同会議で演説する。日本の首相の公式訪米は9年ぶり。

時事ドットコム
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201504/2015042700053&g=pol

【前報】 (2015/04/27-10:34)
 安部首相、ケネディ図書館を視察、キャロライン・ケネディ駐日大使が案内



 【ボストン時事】安倍晋三首相は26日(日本時間27日)、米ボストンのジョン・F・ケネディ図書館を訪れた。故ケネディ大統領の生涯や功績を示す資料が展示されており、娘のキャロライン・ケネディ駐日米大使が案内した。

 視察後、首相は記者団に、ケネディ大統領が「アポロ計画」を推進したことを踏まえ「まさに人類を初めて月に送るという偉大な挑戦をスタートした方だ」と指摘。「彼の輝くリーダーシップによって、いかに多くのことを成し遂げることができたかを感じ、改めて感銘を受けた」と語った。

時事ドットコム
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201504/2015042700121&g=pol

【前報】 (2015/04/28-00:15)
 安倍首相、ハーバード大学ケネディスクールでスピーチ



 【ボストン時事】安倍晋三首相は27日午前(日本時間同日夜)、ハーバード大学ケネディスクールを訪れ、学生を前にスピーチした後、質疑に応じた。アジア地域の緊張緩和策を問われたのに対し、首相は「日本は先の大戦に対する深い反省の中で、平和国家としての歩みを70年間続けてきた」と強調した上で、中国、韓国との関係改善に引き続き努める考えを示した。

 いわゆる従軍慰安婦問題に関し、学生が「政府と軍の関与を否定するのか」と質問。首相は「人身売買の犠牲となり、筆舌に尽くしがたい思いをされた方々のことを思うと、今でも私は胸が痛む」と述べた。旧日本軍の関与を認めて謝罪した河野洋平官房長官談話について「継承することは今まで何回か申し上げている」とも語った。

 これに先立ち、首相は2013年4月に発生したボストンマラソン爆破事件の現場を昭恵夫人とともに訪れ、献花した。

時事ドットコム
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201504/2015042800006&g=soc

【前報】 (2015/04/28-09:24)
 安倍首相、アーリントン墓地に献花



 【ワシントン時事】訪米中の安倍晋三首相は27日夕(日本時間28日早朝)、ワシントン近郊のアーリントン国立墓地を訪れ、無名戦士の墓に献花した。十数発の礼砲に迎えられた首相は、献花台の前で日米両国歌の演奏に耳を傾けた後、日の丸に彩った花輪をささげ、深く一礼した。公式訪米した日本の首相は同墓地に献花するのが慣例となっている。

時事ドットコム
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201504/2015042800173&g=pol

【前報】 (2015/04/28-09:25)
 安倍首相、ホロコースト記念館を視察



 【ワシントン時事】安倍晋三首相は27日午後(日本時間28日午前)、ナチス・ドイツによるユダヤ人迫害の歴史を展示したワシントンのホロコースト記念博物館を昭恵夫人とともに視察した。首相はこの後、記者団に対し「(1月に)イスラエルで私はホロコーストのような悲劇を二度と繰り返さない、この決意を表明したが、一層その決意を強くした」と強調した。

 首相は1月のイスラエル訪問の際にもエルサレムのホロコースト記念館を訪れている。

 首相はまた、第2次世界大戦中のリトアニアで、ナチスの迫害を逃れてきたユダヤ人に査証(ビザ)を発給した日本人外交官の杉原千畝に触れ、「こうした日本人がいたことを、日本人として誇りに思う」と強調した。 

 首相はさらに、杉原が発給したビザで迫害を逃れたユダヤ人と27日に面会したことを明らかにした上で、「悲劇も善意も勇気も風化させず、記憶にとどめ、日本としても世界の平和と安定のために、より積極的に貢献しなければならないとの決意を新たにした」と語った。

時事ドットコム
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201504/2015042800174&g=pol

【前報】 (2015/04/28-09:55)
 安倍首相、米オバマ大統領とリンカーン記念堂を訪問



 【ワシントン時事】安倍晋三首相は27日午後(日本時間28日未明)、政府専用機でワシントン近郊のアンドルーズ空軍基地に到着した。首相はこの後、オバマ米大統領とともに市内のリンカーン記念堂を訪問した。両首脳は28日にホワイトハウスで会談し、日米同盟の強化を確認する。

 大統領とのリンカーン記念堂訪問は、事前の日程にはなく、急きょ設定された。首相のワシントン入りを大統領自らが歓迎する形をとったことで、首相を厚遇する米側の姿勢を示したとみられる。 

 首相と大統領は同じ車両に乗り、記念堂に到着。首相と大統領が通訳を交えず、言葉を交わす場面もあった。

時事ドットコム
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201504/2015042800040&g=pol

【前報】 (2015/04/28-23:21)
 日米両首脳による「日米共同ビジョン声明」、環太平洋連携協定(TPP)交渉をめぐる先の閣僚協議の進展を歓迎し、早期妥結に向けて協力することで一致



 日米両首脳による「日米共同ビジョン声明」は、環太平洋連携協定(TPP)交渉をめぐる先の閣僚協議の進展を歓迎し、早期妥結に向けて協力することで一致した。日米2国間協議は、コメなど農産物関税や自動車貿易で隔たりを残している。その状況でも、経済規模で際立つ両国の共同歩調を前面に押し出し、足踏み状態が続く12カ国の全体交渉の妥結機運を盛り上げる狙いだ。

 ただ、声明に具体的な成果を盛り込むことはできなかった。交渉の難局打開につながるかは不透明だ。

 共同声明は、TPPについて「日米両国およびアジア太平洋地域の全体にわたって経済成長、繁栄をけん引する」と意義を強調。甘利明TPP担当相とフロマン米通商代表部(USTR)代表が19日夜から21日未明まで行った2国間協議で「大きな進展があった」と評価し、全体の合意へ日米が協力する姿勢を再確認した。

 日本政府は先の閣僚協議で「距離は相当縮まった」(甘利担当相)と強調するが、最終決着までは「時期尚早」(政府関係者)という。日米は閣僚協議直後から事務レベル協議を連日続けたものの、日本が受け入れる米国産コメの輸入量で着地点は依然見えず、米国が日本製自動車部品にかける関税撤廃をめぐる応酬もやまない。

 参加国の最大の関心は、TPP交渉妥結に不可欠とされる米大統領貿易促進権限(TPA)法案をめぐる米議会の動向だ。TPAがない場合、米国が他国と合意した通商協定に米議会が修正を求めてくる恐れがあり、同法案が成立するまで各国は妥結に向けた「カード」を切れずにいる。

 一方、米大統領選挙戦が本格化する今年後半までにTPA法案が成立しなければ、オバマ政権下でのTPP交渉妥結は難しくなる。日米は早期に2国間協議をまとめ、「早ければ5月下旬」と12カ国が想定する全体の大筋合意につなげたい考え。日米両国は引き続き、厳しい攻防を続ける。

時事ドットコム
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201504/2015042801118&g=pol

【前報】 (2015/04/28-23:58)
 安部首相の訪米、米は異例の厚遇



 【ワシントン時事】戦後70年の節目に行われた安倍晋三首相とオバマ米大統領による日米首脳会談。首相は訪米の成功に向け、着々と布石を打ってきた。海洋進出を強める中国など日本を取り巻く安全保障環境が厳しさを増す中、9年ぶりの公式訪問で強固な同盟関係を内外に示した。

 「日本は米国と共に、地域と国際社会の課題解決の先頭に立つ」。首相は28日、ホワイトハウスでの歓迎式典で、米国と手を携えて世界平和構築に積極的役割を果たしていく決意を示した。

 これに先立ち、ワシントン入りした首相はオバマ大統領の案内でリンカーン記念堂を訪問。前日のボストン滞在時にはケリー国務長官の私邸で夕食会に招かれるなど異例の厚遇ぶりで、外務省幹部は「事実上の国賓待遇」と胸を張った。

 戦後、米国との同盟強化に努めてきた日本政府は、今回の首脳会談を「歴史的、画期的な会談」(首相同行筋)と位置付け、準備を進めてきた。安倍内閣は昨年7月、限定的な集団的自衛権の行使容認を閣議決定。これを踏まえ、日米外務・防衛担当閣僚による安全保障協議委員会(2プラス2)が27日に開催され、防衛協力の指針(ガイドライン)再改定で合意した。

 ガイドラインは停戦前のシーレーン(海上交通路)での機雷掃海などを可能とするものだ。「世界の警察官」であることが困難になってきた米国は、自衛隊の世界規模での協力に期待しており、ケリー氏は「両国の防衛関係の転換期だ」と歓迎した。

 自らの歴史認識をめぐっては、首相は3月27日付の米紙ワシントン・ポストのインタビューで、いわゆる従軍慰安婦問題について「人身売買」との言葉を使用。27日のハーバード大ケネディスクールの会合でも同じ表現を用いた。韓国では反発があるものの米国内の反応は良く、政府関係者は「あえてあの言葉を使った」と漏らす。米国内にある「首相は歴史修正主義者」との懸念を払拭(ふっしょく)する狙いがあるのは間違いない。

 米国から改善を促されている近隣外交に関しても、首相は昨年11月、中国の習近平国家主席との会談を実現。今月、ジャカルタで2度目となる日中首脳会談を行うなど関係改善に努めている。

 一方、環太平洋連携協定(TPP)をめぐる日米協議は大詰めを迎えているものの、妥結には至っていない。米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の同県名護市辺野古への移設に関しても、沖縄の理解を得られるめどは立っていない。

 「強い日米同盟は地域と世界の利益になる。私は強くそう確信している」。首相は会談前日の27日、ハーバード大での会合で日米同盟強化の意義を強調した。具体的課題で米側とどう折り合うか、近隣国も注目している。

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http://www.jiji.com/jc/zc?k=201504/2015042800822&g=pol

【前報】 (2015/04/29-01:47)
 日米両首脳による「日米共同ビジョン声明」、中露を牽制



 【ワシントン時事】安倍晋三首相は28日午前(日本時間同日深夜)、ホワイトハウスでオバマ米大統領と約2時間会談した。戦後70年の節目を迎えて両首脳は「共同ビジョン声明」をまとめ、日米防衛協力の指針(ガイドライン)の再改定を踏まえて同盟を地球規模で強化する方針で一致。環太平洋連携協定(TPP)交渉の早期妥結に向け協議を加速する決意を示した。

 会談後の共同記者会見で、首相は「揺るぎない絆で結ばれた日米同盟は、世界の平和と安定にとってなくてはならないものだ。抑止力は一層強化されるに違いない」と表明。大統領も「私たちはグローバルなパートナーだ」と指摘した。

 声明では、「かつての敵対国が不動の同盟国」となったと打ち出し、今回の会談を「日米のパートナーシップの変革における歴史的な前進」と位置付けた。日本側は「積極的平和主義」、米側はアジア太平洋に戦略の重心を移す「リバランス」(再均衡)の推進による緊密な連携を強調した。

 日米は、集団的自衛権行使を含む安全保障法制整備と直結するガイドラインを27日の安全保障協議委員会(2プラス2)で再改定した。これを受け、両首脳は声明で「グローバルな安全への貢献拡大」をうたい、海洋安全保障などでの緊密な連携を改めて確認。大統領は会見で、沖縄県・尖閣諸島について「日米安全保障条約5条が適用される」と明言した。

 TPPをめぐっては、先の閣僚協議で一定の進展はあったものの、米国産のコメ輸入枠や、日本製自動車部品に米国が課している関税の扱いが懸案として残っている。首相は「迅速かつ成功裏の妥結を達成することを確認した」と指摘。大統領は「迅速に合意に達したい」と語った。

 両首脳は声明で、「力や強制により一方的に現状変更を試みることで主権、領土一体性の尊重を損なう国家の行動は、国際的な秩序への挑戦」と指摘。名指しを避けつつも、東シナ海や南シナ海への進出を活発化している中国と、ウクライナ南部クリミア半島を「併合」したとするロシアをけん制した。

 ただ、大統領は中国に関し、「われわれは強い日米同盟が挑発と見なされるとは考えていない。中国の平和的台頭は支持する」とも述べた。

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【前報】 (2015/04/29-05:46)
 安倍首相、環太平洋連携協定(TPP)交渉について、早期の妥結に向けて取り組むことを確認、日米首脳会談後の共同記者会見で



 【ワシントン時事】安倍晋三首相は28日午後(日本時間29日未明)、オバマ米大統領との共同記者会見で、環太平洋連携協定(TPP)交渉について「日米が最終局面を主導するために協力し、早期かつ成功裏の妥結に向けて取り組むことを確認した」と述べ、12カ国全体の交渉加速に意欲を示した。オバマ大統領も「日米首脳は合意に向けて強く決意している」と語り、共同歩調を取る姿勢をアピールした。

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【前報】 (2015/04/29-06:52)
 安倍首相、河野談話の継承を明言、日米首脳会談後の共同記者会見で



 【ワシントン時事】安倍晋三首相は28日(日本時間29日)、日米首脳会談後の共同記者会見で、いわゆる従軍慰安婦問題に関し「非常に心が痛む。この点で歴代首相と変わりはない」と述べた。その上で、旧日本軍の関与を認めて謝罪した1993年の河野洋平官房長官談話に触れ、「継承し、見直す考えはない」と明言した。

 首相は慰安婦について「人身売買の犠牲となった、筆舌に尽くしがたいつらい思いをされた方々」と指摘。「21世紀こそ、女性に対する人権侵害のない世紀にしなければならない。紛争下での性的暴力をなくすため日本は国際社会の先頭に立つ」と語った。 

 首相は27日のハーバード大での講演でも慰安婦問題の本質を「人身売買」と表現した。人権問題に敏感な米国の世論を意識したとみられるが、韓国などでは、強制性の印象を弱めるための表現との批判的な見方も出ている。

時事ドットコム
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【前報】 (2015/04/29-12:19)
 米オバマ大統領、安倍首相を歓迎する公式夕食会をホワイトハウスで主催、乾杯のあいさつで俳句を披露



 【ワシントン時事】「春、緑と友情、米国と日本、和やかに」-。オバマ米大統領は28日、安倍晋三首相を歓迎する公式夕食会をホワイトハウスで主催し、乾杯のあいさつでこんな俳句を披露した。「和やかに」の部分は日本語だった。夕食会には米社会で活躍する邦人や米政権幹部ら約200人が招待された。

 オバマ氏は、岸信介元首相が1957年に米上院と下院でそれぞれ演説したことに言及し「お孫さんである安倍首相が(日米の)パートナーシップをさらに前進させる」と紹介。安倍首相が29日に日本の首相として初めて上下両院合同会議で演説することをたたえた。

 一方、安倍首相は答礼で「演説の練習を部屋でしていたのですが、妻は聞き飽きたと言って、昨日は別々に寝ることになりました」と語って、笑いを誘った。また「常に日本は米国とともにある」とも強調し、満面の笑みで杯を上げた。 

時事ドットコム
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【前報】 (2015/04/29-14:44)
 オバマ米大統領、安倍首相を国賓待遇で歓待、共同記者会見に応じなかった2年前とは様変わり



 【ワシントン時事】オバマ米大統領は28日、安倍晋三首相を国賓待遇で歓待、共同記者会見に応じなかった2年前とは様変わりの対応を見せた。大統領の姿勢の変化には、同盟強化に動く首相への評価に加え、この2年間で中国への警戒感が高まったことがある。

 「ようこそ」「おはようございます」「(若者に人気なのは)空手、カラオケ、漫画、アニメ、絵文字」。大統領は28日、ホワイトハウス南庭で開かれた歓迎式典で、片言の日本語を織り交ぜたあいさつを披露し、首相を温かく出迎えた。

 執務室に移った大統領が「桜が散って残念だ。ワシントンの桜は日本からのプレゼントだ」と切り出すと、バイデン副大統領が「(日本からは)野球選手も来ている」と引き取って笑いを誘い、首脳会談は打ち解けたムードでスタートした。

 27日にはボストンから到着したばかりの首相を大統領専用車に乗せてリンカーン記念堂に連れ出すサプライズも用意。両首脳はその際、通訳を交えず会話を交わした。大統領は28日の共同会見で「リンカーンは、衝突の後は和解がなければならないと信じていた。首相はかつての敵が最も近い同盟国になれることを思い出させてくれる」と強調した。

 首相がホワイトハウスを前回訪れたのは、自民党が政権に返り咲いてから間もない2013年2月。関係筋によると、当時、リベラルなオバマ政権内部には保守色の強い安倍政権に対する不信感が漂っていた。ホワイトハウスや国務省には、日本より中国を重視する意見もあった。

 その空気を一変させたのは、中国が13年11月、東シナ海上空に一方的に防空識別圏を設定したことだった。その後、中国が南シナ海での挑発行為を加速させると、中国への警戒感が拡大。これに伴い、日本との協力強化が必要だとの声が急速に高まったという。

 ローズ大統領副補佐官は首相訪米を前に「(アジア重視の)リバランス(再均衡)の要は同盟国との関係。日米同盟は同盟・友好国ネットワークの中心だ」と言い切った。

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【前報】 (2015/04/30-01:15)
 安倍首相、米議会演説骨子



 一、先の大戦に「痛切な反省」。謝罪触れず
 一、米国の戦死者に哀悼
 一、安全保障法案、今夏までに成立
 一、日米同盟強化「この道しかない」
 一、TPP早期妥結訴え
 一、太平洋からインド洋で法の支配貫徹
 一、積極的平和主義こそ日本の旗印
 一、「希望の同盟」と称することを呼び掛け
(ワシントン時事)

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【前報】 (2015/04/30-01:19)
 安倍首相の米議会演説、村山談話の軽症は不明瞭



 【ワシントン時事】「希望の同盟へ」と題した安倍晋三首相の米議会演説は、「未来志向」を前面に出し、先の大戦への「痛切な反省」は表明したものの「おわび」はしなかった。演説は、首相が夏に発表する戦後70年談話につながるとして注目されていた。戦後50年の村山富市首相談話を引き継ぐかどうかは明快でないため、首相の歴史認識をめぐり警戒を緩めない中韓両国はもちろん、米側の懸念も払拭(ふっしょく)したとは言い難い。

 真珠湾、バターン・コレヒドール、サンゴ海-。首相は、太平洋戦争で多くの米兵が血を流した激戦地に触れながら、「悔悟」の気持ちを表明。一方で「自らの行いがアジア諸国民に苦しみを与えた事実から目を背けてはならない」と強調したが、村山談話が示した「植民地支配と侵略」への謝罪は口にしなかった。

 演説に先立ち米側は、中韓との緊張を緩和するため村山談話の継承を明確にするよう促していた。これに対し、日本政府高官は「反省は絶対に入るが、おわびは入らない」と明言し、「謝罪は繰り返さない」との首相の信念を代弁していた。

 首相は、祖父の故岸信介元首相が1957年に米議会で行った演説を手本にした。岸氏も先の大戦への謝罪には触れず、東西冷戦のまっただ中で「米国との提携こそ最も重要」と説いた。首相も岸氏の演説を引用し、「日米同盟を強くしなくてはならない」と訴えた。

 27日に日米両政府が合意した防衛協力の指針(ガイドライン)再改定は、米国の利益にも合致する。このため首相は、歴史認識で踏み込まなくても米側に不満はないと計算したとみられる。ただ、中韓両国は引き続き戦後70年談話の行方を注視しており、歴史問題が尾を引くのは確実だ。

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http://www.jiji.com/jc/zc?k=201504/2015043000020&g=pol

【前報】 (2015/04/30-01:20)
 安倍首相、米議会演説要旨



 安倍晋三首相の米議会上下両院合同会議での演説要旨は次の通り。

 歴史とは取り返しのつかない苛烈なものだ。日本国と、日本国民を代表し、先の戦争に倒れた米国の人々の魂に深い一礼と、とこしえの哀悼をささげる。

 戦後の日本は先の大戦に対する痛切な反省を胸に歩みを刻んだ。自らの行いがアジア諸国民に苦しみを与えた事実から目を背けてはならない。これらの思いは歴代首相と全く変わるものではない。

 日本と米国がリードし生い立ちの異なるアジア太平洋諸国に、いかなる国の恣意(しい)的な思惑にも左右されないフェアでダイナミックで、持続可能な市場をつくり上げなければならない。環太平洋連携協定(TPP)には、単なる経済的利益を超えた長期的な安全保障上の大きな意義があることを忘れてはならない。日米間の交渉は出口がすぐそこに見えている。米国と日本のリーダーシップでTPPを一緒に成し遂げよう。

 私が心から良かったと思うのは、かつての日本が明確な道を選んだことだ。その道こそは米国と組み、西側世界の一員となる選択にほかならない。この道が、日本を成長させ、繁栄させた。そして今もこの道しかない。

 アジア太平洋地域の平和と安全のため、米国の「リバランス(再均衡)」を徹頭徹尾支持することを明言する。アジアの海について三つの原則を強調したい。第一に国家が何か主張するときは国際法に基づいてなす。第二に武力や威嚇は用いない。第三に紛争解決は平和的手段による。太平洋からインド洋にかけての広い海を、自由で法の支配が貫徹する平和の海にしなければならない。そのためにこそ日米同盟を強くしなくてはならない。

 日本は安保法制の充実に取り組んでいる。この法整備によって、自衛隊と米軍の協力関係は強化され日米同盟はより一層堅固になる。それは地域の平和のため、確かな抑止力をもたらすだろう。戦後初めての大改革だ。この夏までに成就させる。

 法整備を前提として、日米がその持てる力をよく合わせられるようにする仕組みができた。一層確実な平和を築くのに必要な枠組みだ。それこそが日米防衛協力の新しいガイドラインにほかならない。オバマ大統領と私はその意義について互いに認め合った。私たちは真に歴史的な文書に合意をしたのだ。

 紛争下、常に傷ついたのは女性だった。私たちの時代にこそ、女性の人権が侵されない世の中を実現しなくてはいけない。「国際協調主義に基づく積極的平和主義」こそは、日本の将来を導く旗印となる。日米同盟は米国史全体の4分の1以上に及ぶ期間続いた堅牢(けんろう)さを備え、深い信頼と友情に結ばれた同盟だ。それは常に法の支配、人権、そして自由を尊ぶ価値観を共にする結び付きだ。

 私たちの同盟を「希望の同盟」と呼ぼう。米国と日本、力を合わせ、世界をもっとはるかに良い場所にしていこうではないか。

時事ドットコム
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201504/2015043000021&g=pol

【続報】 (2015/04/30-06:26)
 米議会上下両院合同会議での演説、2009年発足のオバマ政権下では安部首相を含め11人が演説、戦後1945年以降では113人



 【ワシントン時事】安倍晋三首相が29日に日本の首相として初めて演説した米議会上下両院合同会議には、これまで多くの外国首脳・要人が登壇してきた。議会の記録によれば、2009年発足のオバマ政権下では首相が11人目(延べ人数、以下同)の外国首脳で、戦後の1945年以降では113人が演説した。

 合同会議は米大統領が年に一度、施政方針を示す一般教書演説を披露する舞台としても知られる。しかし、「通常は重要人物、多くの場合は訪問した外国指導者の演説を聴くのが目的となってきた」(議会)。
 最近ではアフガニスタンのガニ大統領が3月に演説したほか、イスラエルのネタニヤフ首相は同月にイラン核協議に反対する主張を展開した。

 米国の主要同盟国首脳が招かれる場合が多く、オバマ政権下ではネタニヤフ氏が2回、韓国の李明博(当時)、朴槿恵両大統領、メルケル・ドイツ、ブラウン英(同)の両首相も演説した。 

 首脳以外では南アフリカ大統領に就任する前のマンデラ氏が90年に、ポーランドのワレサ元大統領が自主管理労組「連帯」議長だった89年に登壇。今年9月にはフランシスコ・ローマ法王が初めて演説する。

時事ドットコム
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201504/2015043000071&g=pol

【続報】 (2015/04/30-08:33)
 安部首相の議会演説、米政府・議会関係者から評価の声が相次ぐ



 【ワシントン時事】米上下両院合同会議で安倍晋三首相の29日の演説を聴いた米政府・議会の関係者からは、評価の声が相次いだ。一方、首相が過去の植民地支配と侵略に対する「おわび」を表明せず、いわゆる従軍慰安婦問題にも触れなかったことを批判する声も聞かれた。

 上院議長として出席したバイデン副大統領(民主)は、記者団に「最も気に入ったのは、首相がアジアの近隣諸国に共感を伝えたことだ」と、歴史問題への言及を称賛。「中韓両国との関係で微妙なテーマだが、首相は日本の側に責任があることを明確にしたと思う」と評価した。

 議長役を務めたベイナー下院議長(共和)は「第2次大戦中に戦死した英雄に言及したことに、本当に感謝している」との談話を発表した。

 スティーブ・コーエン下院議員(民主)は「傑出した演説。第2次大戦がもたらした死と悲しみを認めたこと、女性(の活躍)に言及したことは適切だった」と指摘した。レーガン元大統領のスピーチライターだったダナ・ローラバッカー下院議員(共和)は「Aプラスの演説だった」とたたえた。

 約47分間の演説中、満席の議場からスタンディングオベーションを送られる場面が10回以上あったが、拍手せず座ったままの議員もいた。

 マイク・ホンダ下院議員(民主)は、首相が謝罪せず、慰安婦問題に言及しなかったことに触れ、「首相が組織的残虐行為の責任を認めなかったことは、恥ずべきことだ」と批判。ジュディー・チュー下院議員(民主)は「アジア諸国民に苦しみを与えたと認めたことには感謝する」としつつ、「信じられないほど失望している」と語った。

時事ドットコム
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201504/2015043000127&g=pol

【続報】 (2015/04/30-09:32)
 安倍首相、笹川平和財団米国が主催したシンポジウムで講演



 【ワシントン時事】安倍晋三首相は29日午後(日本時間30日午前)、笹川平和財団米国が主催してワシントンで開かれたシンポジウムで講演し、「強い日本は米国の利益となり、強い日米同盟は地域と世界の利益である」と述べ、同盟強化の意義を訴えた。「日米が力を合わせることで、アジア太平洋、インド洋にかけての地域に、平和と安定を確かなものにできればよい」とも強調した。

 また、首相は「強い日本は、安定して成長する経済に土台を置く」と指摘、みずからの経済政策「アベノミクス」を堅持する姿勢を示した。 

 2020年に東京で五輪・パラリンピックが開催されることにも言及し、「日本で活動したい、勉強したい、仕事をしたいと思う国にしたい」と述べ、魅力ある国づくりに全力を挙げる考えを示した。

時事ドットコム
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201504/2015043000168&g=pol

【続報】 (2015/04/30-09:52)
 安倍首相、米商工会議所を訪問、対日投資の拡大を呼び掛け



 【ワシントン時事】訪米中の安倍晋三首相は29日、米商工会議所であいさつし、対日投資の拡大を呼び掛けた。特に「国内の全ての空港でプライベートジェットの乗り入れを可能にする」と語り、日本でのビジネスの利便性向上に取り組む考えを明らかにした。

 米企業幹部などは海外出張にプライベート機を多用しており、日本の空港に対応の拡充を求める声がある。日本政府は2020年の東京五輪・パラリンピックを視野に、主要空港でのプライベート機に対する設備や出入国管理体制を整え始めたが、首相は全空港での対応を目指すと表明。さまざまな規制改革を通じ「対日投資の魅力を高めていく」と訴えた。

時事ドットコム
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201504/2015043000171&g=eco

【続報】 (2015/04/30-10:41)
 韓国各紙、安倍首相の米議会演説を批判



 【ソウル時事】安倍晋三首相の米議会演説について、30日付の韓国主要各紙は1面で「謝罪どころか自賛だけ 安倍の詭弁(きべん)」(東亜日報)などと批判的に報じた。同紙は社説で「米議会の拍手が(韓国などの被害への)免罪符にはならない」とくぎを刺した。

 中央日報は、演説で「侵略、植民地支配という言葉や慰安婦問題への言及がなかった」と指摘。一方で、戦時の米国への犠牲には「礼を尽くして哀悼の意を示した」と、対応の差に不快感をあらわにした。

 東亜日報の社説は「反人倫的な戦争犯罪をのらりくらりとごまかし、歴史的な舞台での率直な謝罪を望んだ国際社会の期待をまた裏切った」と失望感を示した。その上で「日本が植民地支配と侵略を十分に謝罪する前に、戦犯国家の汚名をそそぎ、世界平和への責任を負う役割を果たすことに賛成できない」と主張した。

 一方、朝鮮日報社説は、首相が演説で強調した日米同盟強化について「日本を通じて中国をけん制するという(米国の)戦略が込められており、米日と中国の覇権争いの構図が朝鮮半島周辺でつくられている」と懸念を表明。「韓国外交が無能と無気力から目を覚まし、国家生存戦略を打ち立て、行動する時だ」と訴えた。

時事ドットコム
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201504/2015043000240&g=pol

【続報】 (2015/04/30-13:18)
 中国国営新華社通信、安倍首相の米議会演説を批判



 【北京時事】中国国営新華社通信は30日、安倍晋三首相の米議会演説について「侵略の歴史と慰安婦問題への謝罪を拒絶し、一部米議員の強い批判を招いた」と報じた。その上で「歴史への直視を拒否したことは、アジア・太平洋の20万人の慰安婦への侮辱だ」とするマイク・ホンダ米下院議員のコメントを伝えた。

 新華社は、今年が日本の敗戦から70周年に当たると指摘した上で、「安倍首相は集団的自衛権の解禁を追求しながら、一方で歴史を直視したがらず、日本の侵略行為を粉飾し、国内外の憂慮と抗議を引き起こしている」と批判した。

 新華社の英語版は、論評で「被害者やアジア各国の声を無視して、安倍首相は意図的に明確な謝罪を避けた。『植民地支配と侵略』への『心からのおわび』という文言を使った1995年の村山談話や2005年の小泉談話を繰り返すことをわざとしなかった」と非難した。

時事ドットコム
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201504/2015043000315&g=pol

【続報】 (2015/04/30-17:54)
 韓国外務省、安倍首相の米議会演説を批判



 【ソウル時事】韓国外務省報道官は30日、安倍晋三首相の米議会演説について、「正しい歴史認識を通じて周辺国との本当の和解と協力が行える転換点になり得たのに、そのような認識も真の謝罪も示されなかったことを非常に遺憾に考える」と批判する声明を発表した。

 声明は「日本が世界平和に寄与しようとするのなら、歴史を率直に認め、反省を通じて国際社会と信頼・和解の関係を結ぶことが重要だ」と強調。「行動はその反対に向かっている」と主張した。

 その上で、「日本は植民地支配と侵略の歴史、慰安婦被害者に対する残酷な人権じゅうりんを直視する中で、正しい歴史認識に基づき周辺国との和解と協力の道を進まなければならない」と求めた。 

 一方、報道官は今年が日韓国交正常化50周年である点に触れ、「新しい関係の元年にしたい希望がある」と強調。「歴史問題には断固対応するが、安保や経済などの協力は積極的に進めたい」と述べた。

 朴槿恵大統領は6月にも訪米予定で、オバマ大統領がこの際に対日関係改善を促すのは確実だ。聯合ニュースによると大統領府の朱鉄基外交安保首席秘書官は30日の講演で、「(日本と)年内に歴史問題を解決しようと努力している」と踏み込んだ姿勢を示した。韓国政府は安倍首相の8月の戦後70年談話をにらみつつ、対応を模索するとみられる。

時事ドットコム
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201504/2015043000677&g=pol

【続報】 (2015/04/30-18:45)
 中国外務省、安倍首相の米議会演説について、村山談話の継承を要求



 【北京時事】中国外務省の洪磊・副報道局長は30日の記者会見で、安倍晋三首相の米議会演説について「日本政府と指導者が歴史に責任ある態度で、村山談話を含め、侵略の歴史を直視して反省する態度表明と約束を順守するよう中国は促してきた」と指摘し、「植民地支配と侵略」に対する「おわび」を明記した1995年の村山富市首相談話などを引き継ぐよう求めた。

 洪副局長は「こうしてこそ日本は国際社会の信頼を得られ、アジアの隣国と未来へ向けた友好関係を切り開ける」と強調した。中国は夏に発表される首相の戦後70年談話を注視する姿勢を見せている。 

 安倍首相の演説は、先の大戦について「痛切な反省」を表明する一方、おわびの言葉は盛り込まれなかった。

 30日付の共産党機関紙・人民日報は「(首相の)侵略の歴史などの問題に対する態度はあいまいだ」と批判。「これまで慰安婦の被害者におわびせず、日米防衛協力の指針(ガイドライン)を改定して海外での軍事行動の範囲を拡大した。米国訪問は抗議の声が絶えない」と警戒感をあらわにした。

 安倍首相が演説で「アジア諸国民に苦しみを与えた事実から目を背けてはならない」と語った点について、中国の元外交官は「言葉としては評価できる」としつつ、「今回の演説は主に米国民向けだった」と述べ、戦後70年談話ではより踏み込んだメッセージが必要との見方を示した。

時事ドットコム
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201504/2015043000740&g=pol

【続報】 (2015/04/30-19:07)
 安倍首相の米議会演説、与党は評価、野党は安全保障関連法案を今夏までに成立させると明言したことを批判



 安倍晋三首相の米議会上下両院合同会議での演説について、与野党の評価は分かれた。自民党の二階俊博総務会長は30日、「昔は米国にお願いするばかりだったが、これからは日本がお願いされる場面もたくさん出てくる。その決意を示した」と評価した。和歌山県高野町で記者団の質問に答えた。

 公明党の山口那津男代表も党の会合で、日本の首相として初めての両院合同会議での演説となったことを「歴史的出来事だ」とした上で、「歴史認識について『痛切な反省』との表現を使い、戦後の平和国家の歩みを具体的にしっかり述べた」と歓迎した。

 一方、野党は安全保障関連法案を今夏までに成立させると明言したことを一斉に批判。民主党の岡田克也代表は「法案提出すらされていない段階で成立時期を約束するなど前代未聞だ。国民無視、国会無視ここに極まれりだ」との談話を発表した。

 共産党の山下芳生書記局長は「究極の対米従属だ。時間をかけて議論すれば、反対世論が多数になることを恐れている」と切り捨て、社民党の吉田忠智党首も「立法府を無視している。国民が国家権力を縛るという立憲主義をも否定する問題発言だ」と強調した。

時事ドットコム
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201504/2015043000915&g=pol

【続報】 (2015/05/01-09:49)
 安部首相、日本の中小企業やベンチャー企業をシリコンバレーに送り込む意向を表明、5年で200社



 【サンフランシスコ時事】安倍晋三首相は4月30日午後(日本時間1日午前)、サンフランシスコ近郊のスタンフォード大で講演した。この中で首相は、「日本には技術を持つが、くすぶっている中小企業がある。5年で200社をよりすぐり、シリコンバレーに送り込む」と述べ、日本の中小企業やベンチャー企業のグローバル化を後押しする意向を表明した。

 講演で首相は、ロボット、バイオ、医療などの分野で、潜在力を持つ日本企業とシリコンバレーの投資家などの連携を支援する必要性を強調。日米の若手起業家らの人材交流も促進させる考えを示した。

 この後、首相はシリコンバレーを訪れ、インターネット交流サイト(SNS)最大手のフェイスブック本社を視察。テスラ・モーターズ本社では、電気自動車に試乗した。

 首相はシリコンバレーで記者団に「日本も変化のスピードについていかないと、活力を持って成長できないことを感じた。この文化をしっかり取り込みたい」と語った。

時事ドットコム
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201505/2015050100152&g=pol

【続報】 (2015/05/01-10:00)
 米国務省、安倍首相の米議会演説に一定の理解



 【ワシントン時事】米国務省のハーフ報道官代行は30日の記者会見で、安倍晋三首相の議会演説について「戦争への『痛切な反省』を表明し、『自らの行いがアジア諸国民に苦しみを与えた』と言及したことをわれわれは明確に留意している」と述べた。韓国政府が「真の謝罪」がないと批判する中、米政府として首相の姿勢に一定の理解を示した形だ。 

 ハーフ氏はまた、28日の日米首脳記者会見で、首相が従軍慰安婦問題への旧日本軍の関与を認めて謝罪した1993年の河野洋平官房長官談話の継承を明言したことにも「留意している」と指摘した。米政府高官は首相訪米に先立ち、安倍首相は村山談話など過去の内閣の立場を引き継ぐべきだとの立場を明らかにしていた。

 安倍首相の議会演説をめぐっては、一部の米メディアが歴史問題への謝罪がなかったと批判的に報じている。

時事ドットコム
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201505/2015050100161&g=pol

【続報】 (2015/05/01-11:37)
 韓国外相、安倍首相の米議会演説に懸念



 【ソウル時事】韓国の尹炳世外相は1日、与党セヌリ党との会議で、安倍晋三首相の米議会演説について、「正しい歴史認識を示す絶好の機会を逃し、残念だ」と述べた。また、「韓国外交が疎外されている」との見方に対し、「中国と建設的協力関係にあり、米国とは原子力協定を改定するなど同盟も強化されている」と反論した。聯合ニュースが報じた。

 ただ、セヌリ党の劉承※(※=日ヘンに文)院内代表は「歴史問題と安保、経済がひとくくりとなっている日韓関係の現状が国益にかなうのか悩ましい」と発言。元裕哲議員も「韓国が国際情勢の流れに沿って戦略的に対応しているのか、国民の懸念も大きい」と語った。

 安倍首相の訪米を機に日米同盟の強化が誇示されたのを受け、韓国では「歴史問題の枠に閉じこもっていた韓国外交の方向転換を模索しなければならない」(東亜日報社説)との声も強まっている。 

時事ドットコム
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201505/2015050100267&g=pol

【続報】 (2015/05/01-15:56)
 中国共産党機関紙・人民日報、安倍首相の米議会演説に関する論評を掲載、演説に国際的な批判が出ていると主張



 【北京時事】1日付の中国共産党機関紙・人民日報は、安倍晋三首相の米議会演説に関する論評を掲載し、演説に国際的な批判が出ていると主張した。その上で「国際正義にグレーゾーンは存在しない。言葉を濁して問題をやり過ごそうとするのは不可能だ」と反発し、「侵略への謝罪」などに言及しなかったことに不満を示した。

 論評は村山談話について「前向きな評価を受けたのは、侵略戦争と植民地支配への反省とおわびを明確にし、暗黒の歴史に向き合う責任ある態度を示したからだ」と主張。一方、安倍首相が歴史問題に関し「あるべき態度で正面から回答せず、巨大な雑音を出して隣国を不安にさせている」と批判した。

 安倍首相が国際貢献への意欲を強調したことに対しては、「正しい歴史観を打ち立てられず、人類の正義に公然と挑戦する国家に、国際貢献を語る資格があるのか」と反論。今年が反ファシズム戦争勝利70周年に当たるとして、日本が歴史問題で正しい態度を取るよう、各国は働き掛けを強めるべきだと訴えた。 

時事ドットコム
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【続報】 (2015/05/01-18:48)
 安倍首相、カリフォルニア州のブラウン知事と会談、高速鉄道整備プロジェクトに新幹線の採用を提案



 【サンフランシスコ時事】訪米中の安倍晋三首相は4月30日午後(日本時間1日午前)、カリフォルニア州のブラウン知事とサンフランシスコ市内のホテルで会談した。同州が進める巨額の高速鉄道整備プロジェクトに新幹線が採用されるよう、日本は官民を挙げて取り組んでおり、首相はトップセールスに臨んで安全性をアピールした。

 会談で首相は「新幹線は開業以来、死亡事故を起こしておらず、安全性は確認されている」と強調。「大量に短時間で多くの人を運ぶことができ、環境にも良い」との利点も説明した。

 これに対し知事は、高速鉄道計画に地元住民から批判があるとした上で、新幹線について「この技術は謎めいていて、システムの導入費用が高額だとの認識が地元にはある」と指摘。同時に「素晴らしい安全性を誇るのは事実だ。新幹線の技術は力強く、便利だ」とも語った。

 これに先立ち、首相と知事はホテルの別室に用意された新幹線のシミュレーターを体験した。

 同州の高速鉄道整備計画は総事業費680億ドル(約8兆1000億円)で、サンフランシスコとロサンゼルス郊外の約840キロを結び、2029年に全線開業する予定。日本からは川崎重工業やJR東日本などで構成する企業連合が受注を目指している。

時事ドットコム
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【続報】 (2015/05/02-09:40)
 米国務省、安倍首相の訪米を評価



 【ワシントン時事】米国務省のラスキ副報道官代行は1日の記者会見で、2日に終了する安倍晋三首相の訪米について「素晴らしい訪問だった。多くの具体的な成果があった」と評価した。

 ラスキ氏は、日米防衛協力の指針(ガイドライン)再改定などを成果として挙げた上で、首相の米議会演説を念頭に「われわれは日米の和解をめぐる建設的なメッセージ、戦争で命を落とした米国人への言葉に感謝している」と語った。

時事ドットコム
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【続報】 (2015/05/02-12:48)
 安部首相、ロサンゼルスで開かれた日系人会合に出席、米国の発展に貢献してきたとして、敬意を表明



 【ロサンゼルス時事】安倍晋三首相は1日午後(日本時間2日午前)、全米各地の日系人が集まってロサンゼルスで開いた会合に出席し、「長きにわたる日本人と日系人の絆を次世代にも確実につなぎ、日米関係の一層の発展につなげていきたい」と呼び掛けた。

 首相は、これまで在米日系人がさまざまな困難にもかかわらず、米国の発展に貢献してきたとして、敬意を表明した。

 これに先立ち、首相は第2次世界大戦に従軍した日系人の氏名が刻まれた「日系人部隊記念碑」を訪れ、献花。日系米国人の歴史や文化を展示している「全米日系人博物館」も視察した。 

時事ドットコム
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【続報】 (2015/05/02-14:13)
 村山元首相、テレビ番組で安倍首相の米議会演説を批判



 村山富市元首相は2日、テレビ西日本の番組に出演し、安倍晋三首相が米議会演説で過去の植民地支配や侵略に対する「おわび」に言及しなかったことについて、「言いたくないことはできるだけ言わないという意味だろう。さらに(中韓両国などの)不信を強めたのではないか」と批判した。

 村山氏はまた、首相が今夏に発表する戦後70年談話をめぐり、村山談話に盛り込まれた「侵略」や「おわび」の表現を入れることに否定的な見解を示していることについて、「何でそんなふうにこだわるのか。過去の歴史をどう受け止めているかが問われている」と指摘した。

時事ドットコム
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【続報】 (2015/05/03-16:04)
 安部首相が帰国



 米国を公式訪問していた安倍晋三首相は3日午後、羽田空港着の政府専用機で帰国した。 

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意見・感想・議論

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  1. 重大ニュースまとめ@名無しさん 2015/05/07(木) 18:52:37
    お土産はオスプレイを購入する権利(3600億円)
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