天皇皇后両陛下、戦後70年の戦没者慰霊と友好親善のためパラオを公式訪問、慰霊を主目的とした外国訪問は戦後60年のサイパン以来


















































































































【主報】 (2015/04/08-11:47)
 天皇皇后両陛下、戦後70年の戦没者慰霊と友好親善のためパラオを公式訪問、慰霊を主目的とした外国訪問は戦後60年のサイパン以来



 天皇、皇后両陛下は8日午前、戦後70年の戦没者慰霊と友好親善でパラオを公式訪問するため、羽田空港発のチャーター機で同国へ向け出発された。慰霊を主目的とした外国訪問は戦後60年のサイパン以来2度目。

 空港の貴賓室で行われた出発行事で、天皇陛下はパラオのペリリュー島で激しい戦闘が行われたことに触れ、「太平洋に浮かぶ美しい島々で、このような悲しい歴史があったことを、私どもは決して忘れてはならないと思います」と述べた。

 空港では皇太子さまや秋篠宮さま、安倍晋三首相夫妻らが見送った。

 宮内庁によると、両陛下は先月下旬から風邪の症状が続いていたがほぼ回復し、体調面で大きな心配はないという。

時事ドットコム
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201504/2015040800038&g=soc

【続報】 (2015/04/08-21:09)
 両陛下、パラオにご到着、市街地は歓迎ムード



 【コロール時事】「パラオを訪問できて大変うれしい」。戦後70年の節目の年に、10年以上前から待ち望んだ訪問が実現した。終戦まで日本が約30年間統治し、太平洋戦争の激戦地となったパラオを8日、天皇、皇后両陛下が訪問された。「世界一の親日国」ともいわれる同国に初めて降り立ち、レメンゲサウ大統領夫妻と笑顔で杯を交わした。中心地コロールの市街地は歓迎ムード一色となった。

 両陛下は午後4時前、南国の熱気に包まれたパラオ国際空港に到着。空港での歓迎式典、大統領夫妻との会見の後、皇后さまは地元の小学校に通う女の子(11)からランの花束を渡され、にっこりほほ笑んだ。

 両陛下を乗せた車は、多くの日本国旗が風にたなびく「日本パラオ友好橋」を渡り、コロール市街地へ。「ようこそパラオへ!」などと書かれた横断幕も掲げられ、沿道では大勢の地元の人々が両国国旗の小旗を振って歓迎した。

 晩さん会ではパラオの伝統的な料理が振る舞われ、両陛下は隣国のミクロネシア連邦、マーシャル諸島を含めた3カ国の大統領夫妻と笑顔で記念撮影。レメンゲサウ大統領が日本語で「乾杯」と発声し、地元の女性たちが同国の伝統的な踊りを披露すると、両陛下は笑顔で拍手を送った。

時事ドットコム
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201504/2015040800702&g=soc

【続報】 (2015/04/08-23:28)
 両陛下、海上保安庁の巡視船「あきつしま」にご宿泊



 【コロール時事】天皇、皇后両陛下は8日午後(日本時間同)、羽田空港発のチャーター機でパラオ国際空港に到着された。戦後70年の戦没者慰霊と友好親善を目的とした訪問。中心地コロールのガラマヨン文化センターで開かれた同国主催の晩さん会で、天皇陛下は「先の戦争で亡くなったすべての人々を追悼し、その遺族の歩んできた苦難の道をしのびたいと思います」と述べた。

 レメンゲサウ大統領は太平洋地域全体の戦没者に哀悼の意を示し、「私たちはいかなる戦争の悲劇や災難も、何としても回避しなければなりません」と述べた。

 レセプションと晩さん会にはミクロネシア連邦、マーシャル諸島の大統領夫妻も出席した。両陛下は晩さん会終了後、コロール沖に停泊する海上保安庁の巡視船「あきつしま」にヘリで移動し、初めて宿泊した。

 これに先立ち、両陛下は空港で歓迎式典に臨み、レメンゲサウ大統領夫妻と会見した。宮内庁によると、天皇陛下は「パラオを訪問できて大変うれしい」と述べた。大統領は「国を挙げて歓迎しています」と応じ、ペリリュー島での遺骨収集を加速させる考えを示した。

 続いて訪れたパラオ国際サンゴ礁センターでは、両陛下は所長の説明を聞きながら水槽の中のハゼやサンゴを興味深そうに見て回った。天皇陛下はハゼの分類を研究テーマにしている。

 両陛下は9日、太平洋戦争の激戦地となったペリリュー島に渡り、日米双方の慰霊碑に供花。同日夜、帰国する。

時事ドットコム
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201504/2015040800601&g=soc

【続報】 (2015/04/09-11:43)
 両陛下、日米双方の慰霊碑に供花



 【ペリリュー島(パラオ)時事】戦後70年の戦没者慰霊のためパラオを訪問中の天皇、皇后両陛下は9日午前(日本時間同)、太平洋戦争の激戦地となったペリリュー島を訪れ、日米双方の慰霊碑に供花された。

 約10年前にも検討したが、果たせなかったパラオ訪問。最も激烈だったペリリュー島の戦いでは、日米合わせて約1万2000人が亡くなった。長年の両陛下の思いがようやく実現した。

 海上保安庁のヘリで同島の飛行場に到着した両陛下は午前10時40分ごろ、日本政府が建てた「西太平洋戦没者の碑」がある同島最南端の平和記念公園に到着。厚生労働省の村木厚子事務次官の案内で供花台の前に進むと、日本から持ってきた白菊の花束を供えて深く一礼した。

 続いて同じく激戦地となったアンガウル島について村木次官から説明を受け、海の向こうに見える同島に向かって並んで黙礼した。

 帰り際にはペリリュー州知事らに一人一人あいさつ。戦没者の遺族や生還兵らに言葉を掛けた。

時事ドットコム
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201504/2015040900038&g=soc

【続報】 (2015/04/09-18:05)
 パラオ訪問、両陛下の強い思いで実現



 天皇、皇后両陛下は、戦後70年の戦没者慰霊のため訪問したパラオでの日程を無事終えられた。慰霊のための外国訪問は2005年6月の米自治領サイパン以来。1度は断念したパラオ訪問にかける両陛下の強い思いが、今回の訪問を実現へと導いた。

 ◇交通、通信手段がネックに
 戦後60年を前にした03年。宮内庁は両陛下の意向を受け、パラオ、ミクロネシア連邦、マーシャル諸島3カ国への訪問を検討した。しかし交通や通信事情が悪く、政府専用機が着陸できる滑走路もないため見送りとなり、サイパンだけとなった。

 だが、「戦没者を慰霊して平和を願う天皇陛下のお気持ちにゴールはなく、10年前から変わっていない」(宮内庁幹部)。両陛下の強い希望を背景に、戦後70年を前に再びパラオ訪問の可否が検討された。

 ◇側近が体験宿泊、船長室改良
 訪問を可能にしたきっかけの一つは、海上保安庁の巡視船「あきつしま」の就役だ。長距離の行動能力を備え、大型ヘリ2台を搭載できる世界最大級の新鋭船。同船を使えば、海保のヘリで中心地コロールからペリリュー島への移動が可能になる。

 さらに、両陛下が巡視船に宿泊することで、ホテルから飛行場まで移動する必要がなくなる。側近が実際に宿泊して検討を重ね、船長室にベッドを増やすなどの改良を加えることで実現にこぎ着けた。「限られた時間の中で効率的に動いていただける。両陛下には十分説明してご理解いただいた」(同幹部)という。

 同国との往復に、政府専用機より一回り小さい民間のチャーター機を利用することで、滑走路の問題もクリアした。

 ◇体調整え入念準備
 両陛下は訪問決定後、遺骨収集を管轄する厚生労働省の事務次官や防衛研究所戦史研究センター長、同国の大使夫妻から話を聞いた。ペリリュー戦の生還兵2人も皇居・御所に招き、悲惨な戦いの様子を聞き取るなど積極的に準備を進めてきた。

 両陛下は3月下旬、風邪の症状が出て体調不良が続いていた。このため、一部の公務や宮中祭祀(さいし)を取りやめるなどし、パラオ訪問に備えた。別の宮内庁幹部は「大変心を寄せてこられている。出発まで心を込めて準備をされているのではないか」と両陛下の気持ちを推し量った。

 共に80歳を超えた両陛下にとって、片道4時間半、1泊2日の強行軍は体力的にも相当厳しいはずだ。それでも、分刻みのスケジュールを精力的にこなし、慰霊碑前では炎天下にもかかわらず、遺族ら一人ひとりに丁寧に声を掛けた。生還兵の1人で両陛下と言葉を交わした土田喜代一さん(95)は「この日を忘れることはない」と話しており、節目の年の「慰霊の旅」は大きな意味を残した。

時事ドットコム
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201504/2015040900677&g=cyr

【続報】 (2015/04/09-21:39)
 両陛下がパラオからご帰国



 戦後70年の戦没者慰霊のためパラオを公式訪問していた天皇、皇后両陛下は9日夜、1泊2日の日程を終え、チャーター機で帰国された。両陛下はタラップを降りると、皇太子さまや秋篠宮さま、安倍晋三首相夫妻らの出迎えを受け、車に乗り込んだ。

 パラオ国際空港では、レメンゲサウ大統領夫妻が両陛下にお別れのあいさつをした。

 これに先立ち、ペリリュー島での島民との懇談では、「ペリリューに来ていただいて名誉なことです」と話す男性に、天皇陛下は「戦争はありましたが、平和なペリリューはきれいなところですね」と話した。

時事ドットコム
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201504/2015040900667&g=soc

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