ウクライナ東部紛争、ウクライナ政府軍が東部要衝デバリツェボから撤退、親ロシア派武装勢力に包囲され事実上陥落


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【主報】 (2015/02/18-23:05)
 ウクライナ東部紛争、ウクライナ政府軍が東部要衝デバリツェボから撤退、親ロシア派武装勢力に包囲され事実上陥落



 【モスクワ=遠藤良介】ウクライナポロシェンコ大統領は18日、親ロシア派武装勢力との戦闘が続いていた東部の要衝デバリツェボから政権側部隊が撤退を開始したことを明らかにした。15日に停戦合意が発効したものの、親露派はデバリツェボで政権側部隊の数千人を包囲して攻撃し、事実上陥落した。ロシアの軍事支援を疑われる親露派が停戦違反によって支配領域を拡大したことで、和平合意は履行の初期段階で破綻の危機にひんした形だ。

 デバリツェボは、ロシアやウクライナの主要都市を結ぶ鉄道が交差し、東部2州の親露派支配地域を結ぶ幹線道路も通る重要都市。親露派地域に食い込む形で位置するため、同派にとっては軍事上の弱点ともみられていた。親露派は「包囲された領域は停戦ラインに当たらない」と主張し、15日以降も政権側への激しい攻撃を続けていた。

 欧州連合(EU)のモゲリーニ外交安全保障上級代表は、デバリツェボでの親露派の行動は「明確な停戦違反だ」と非難する声明を発表。和平合意の違反が続く場合には「適切な措置をとる」として対露追加制裁の発動も示唆した。北大西洋条約機構(NATO)のストルテンベルグ事務総長も「状況悪化を強く懸念する」と述べ、ロシアには親露派支援を停止し、部隊と武器の撤収を求めた。

 デバリツェボをめぐり、ロシアのプーチン大統領は17日、訪問先のハンガリーでウクライナ軍は投降すべきだと発言し、物議を醸していた。

産経ニュース
http://www.sankei.com/affairs/news/150218/afr1502180039-n1.html

【前報】 (2015/02/17-22:39)
 停戦発効後も東部の要衝デバリツェボで激しい戦闘が続く、重火器撤去を開始する期限を迎えるも双方が難色



 【モスクワ=黒川信雄】15日に停戦が発効したウクライナ東部の紛争は17日午前0時(日本時間同7時)、ウクライナ軍と親ロシア派武装勢力の双方が、停戦合意に定められた前線からの重火器撤去を開始する期限を迎えた。しかし停戦後も戦闘が続き、互いに一方的な撤去を拒否。17日正午の段階で撤去の動きは伝えられていない。東部の要衝デバリツェボでは同日、激しい戦闘が行われたとみられ、停戦の行方には早くも暗雲が立ちこめている。

 ウクライナ軍当局は16日、停戦後も親露派から100回以上の攻撃を受けたと指摘。停戦が守られていない状況では重火器撤去は困難と表明する一方、親露派も一方的な撤去はできないと主張していた。

 インタファクス通信によると親露派幹部は17日、親露派が政権側部隊の6千~8千人を包囲していたデバリツェボの大半を制圧したと発表した。警察署や鉄道駅も占領したという。親露派側はウクライナ軍側に多数の死傷者が出たと述べており、激しい戦闘が行われたとみられる。親露派はまた、数十人のウクライナ軍兵士が投降したと発表した。

 ウクライナ軍当局は17日、これらの情報について「確認できていない」としている。

 親露派は、デバリツェボは既に支配領域だとし、停戦合意の対象外だと主張してきた。デバリツェボで包囲されたウクライナ軍兵士に対して武器を捨て撤退するよう要求しているが、軍側は拒否している。

産経ニュース
http://www.sankei.com/world/news/150217/wor1502170058-n1.html

【前報】 (2015/02/18-09:46)
 露プーチン大統領、ウクライナ東部の要衝ドネツク州デバリツェボで親ロシア派武装組織が包囲しているウクライナ軍に対し、武装解除した上で撤退するよう要求



 プーチン露大統領は17日、ウクライナ東部の要衝ドネツク州デバリツェボで親露派武装組織が包囲しているウクライナ軍に対し、武装解除した上で撤退するよう要求した。訪問先のハンガリーで語った。

 ウクライナのポロシェンコ大統領に「ウクライナ兵が武器を置くのを邪魔しないことを望む」と述べた。プーチン氏は停戦合意履行の重要性を強調したが、事実上、停戦発効後の親露派の攻撃を容認した形だ。

 欧米やウクライナはデバリツェボ周辺にはロシア軍が展開していると非難。ウクライナ側は撤退する考えはない。

 デバリツェボは親露派組織の拠点都市ドネツクとルガンスクを結ぶ鉄道や道路の中継点。親露派はこの町が既に「自分の領土」だと主張し、領土内での戦闘は停戦違反に当たらないとして制圧を狙っている。(共同)

産経ニュース
http://www.sankei.com/politics/news/150218/plt1502180018-n1.html

【前報】 (2015/02/18-14:07)
 親ロシア派武装勢力、東部の要衝デバリツェボを制圧し、ウクライナ軍兵士300人を投降させたと発表



 【モスクワ=黒川信雄】15日に停戦が発効したウクライナ東部の紛争は17日、親ロシア派武装勢力が東部の要衝デバリツェボの大半を制圧したと発表した。インタファクス通信が報じた。ウクライナ大統領府高官は同日、親露派と後ろ盾のロシアが「停戦合意を履行していない」と非難し、停戦合意は早くも崩壊の危機を迎えつつある。

 インタファクス通信によれば、親露派勢力はデバリツェボで6千~8千人のウクライナ軍部隊を包囲し、警察署や鉄道駅など市中心部の重要施設を占領したという。親露派はウクライナ軍に多数の死傷者が出たとしている。

 親露派はまた、デバリツェボでウクライナ軍兵士300人が投降したと発表、残りの兵士に対しても武器を捨てて撤退するよう要求した。ウクライナ軍当局は17日、デバリツェボの一部が占領されたことは認めつつ、兵士が大量に投降した事実はないとし、撤退拒否の姿勢を強調した。また、前日から兵士5人が死亡したことを明らかにした。

 現地では17日午前0時(日本時間同7時)、ウクライナ軍と親露派が停戦合意に基づき前線から重火器撤去を開始する期限を迎えた。親露派は重火器の一部を後方に移したと主張しているが、ウクライナ側は確認していない。

 ウクライナ軍と親露派の双方とも、停戦が守られていない状況では重火器を一方的に撤去することはできないと主張しており、両者が重火器の撤去に本格的に着手する前に戦闘が再び激化する恐れも出ている。

産経ニュース
http://www.sankei.com/world/news/150218/wor1502180021-n1.html

【前報】 (2015/02/18-22:22)
 ウクライナ大統領、東部ドネツク州の要衝デバリツェボから政府軍が撤退を始めたことを表明、親ロシア派組織は前線からの重火器撤去に着手したと発表



 ウクライナのポロシェンコ大統領は18日、親ロシア派武装組織との攻防が続いていた東部ドネツク州の要衝デバリツェボから政府軍が撤退を始めたと表明した。ロイター通信が伝えた。ウクライナ国家安全保障防衛会議の報道官は、政府軍の約8割がデバリツェボからの撤退を完了したと明らかにした。近く全軍が退く見通しという。

 一方、親露派組織「ドネツク人民共和国」は18日、和平合意に従い、前線からの重火器撤去に着手したと発表した。ウクライナ政府側は確認していない。

 親露派は18日までにデバリツェボをほぼ制圧。支配領域を広げた上で、ロシアのプーチン大統領とウクライナのポロシェンコ大統領がドイツ、フランス首脳の仲介で達成した和平合意を履行する姿勢を示した。(共同)

産経ニュース
http://www.sankei.com/world/news/150218/wor1502180045-n1.html

【続報】 (2015/02/19-10:20)
 ウクライナ政府、ウクライナ東部前線に平和維持部隊を派遣するよう国連安全保障理事会と欧州連合に要請へ、要衝デバリツェボが陥落したことを受け



 【モスクワ=遠藤良介】ウクライナ東部の要衝デバリツェボが親ロシア派武装勢力の攻撃で陥落したのを受け、ウクライナ国家安全保障会議は18日、東部の前線に平和維持部隊を派遣するよう国連安全保障理事会と欧州連合(EU)に要請することを決めた。東部の紛争では15日に停戦合意が発効したものの、親露派が東部のデバリツェボなどで攻撃を続け、政府軍は18日に同市から撤退していた。

 ウクライナの主要メディアによると、平和維持部隊については同国のポロシェンコ大統領が18日夜の安保会議で提案した。議会の承認を経て、正式に要請する手続に入るという。

 トゥルチノフ同会議書記は記者会見で「停戦どころか軍事行動は活発化している」と親露派を非難。デバリツェボなどの前線や親露派への軍事支援を強く疑われるロシアとの国境地帯に、平和維持部隊を配置する必要があると述べた。

 ウクライナとロシア、ドイツ、フランスの4カ国首脳が12日にまとめた和平合意では、停戦監視機能を欧州安保機構(OSCE)が行うとされていた。ウクライナは国際平和維持部隊導入について、ロシアが中心的に関与することを警戒して慎重な立場だった。

産経ニュース
http://www.sankei.com/world/news/150219/wor1502190016-n1.html

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